駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.214

第6回【新しき発見】

高橋 花奈

 駅伝ひろばをご覧の皆様、初めまして。関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております、日本大学1年の高橋花奈と申します。

 大学ではスポーツ科学部に所属し、競技スポーツ分野を中心にアスリートとサポートの双方の立場にたちながら、日々専門分野を学んでおります。

 私は、小学校4年生から10年間陸上競技を続けており、今もなお、業務がない日はグラウンドに行き選手と共に練習に励んでおります。両親が陸上競技をやっていた影響から始まった陸上競技人生は、これまで、走幅跳、砲丸投、円盤投、七種競技など幅広く挑戦してきました。

 しかし、全国大会などの大会で輝かしい成績を収めるという目標は夢物語で終わってしまいました。更に競技レベルが上がる大学陸上では競技者として挑戦を続けることは厳しいと感じたことに加え、大学の先生方が開いてくださった運営側という新たな道に挑戦しようという気持ちから、今までの陸上競技経験を活かすことができる学連幹事の活動を行うことを決意いたしました。

 4月から常任幹事として活動し、通常業務や各大会に携わらせていただくようになってから、毎日が新しい発見でいっぱいです。関東インカレでは混成競技係、トワイライト・ゲームスでは投てき係、関東新人では進行・アナウンス係を担当させていただき、身をもって大会運営の大変さを感じました。一つひとつの判断の大切さ、定刻通りに円滑に各種目を進めていく重要さなど、競技者では感じることや知ることのできなかったことをたくさん学び、大変貴重な経験をさせていただいております。

 Track&Fieldを中心に取り組んできた私にとって、箱根駅伝の知識はわずかなものしか
ありませんが、今大会から関わらせていただく本選・予選会を通して知識と経験を増やしていき、回数を重ねていきながら、より良い大会運営を目指していけたらと思います。

 箱根駅伝では、スタート・フィニッシュを担当いたします。現在は、ご協力いただく関係各所の皆様への挨拶回りを行うなど、着々と準備を進めております。

 大会当日、選手全員が練習の成果を十分に発揮できるよう、観戦にいらっしゃる皆様と共に素晴らしい大会を作り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。