駅伝ひろばをご覧のみなさま、こんにちは。
2023年度まで、関東学連で常任幹事を務めておりました、福田優依と申します。
4年間の関東学連での活動を終え、沢山のことを学び・経験することができましたが、今日は「駅伝ひろば」ということで、箱根駅伝100回大会に際して行った記念事業について綴りたいと思います。
私は箱根駅伝100回記念事業の中で、記念ロゴマークと記念品の製作を担当いたしました。
98回大会が終了後、記念ロゴマークは着手し、2022年6月末に完成したロゴマークを発表することができました。色味は、関東学連の象徴色である金赤色を基調としながら、金色、灰色を組み合わせたことで上品で重厚感のあるデザインに仕上げました。デザインとしては100の数字をたすきと日の丸がイメージできるようにし、箱根駅伝の象徴的なイメージを抽出しました。学連幹事の間で意見を出し合った末に出来上がったこのロゴマークが様々な場面で象徴的な役割を果たすことができ、大変うれしく思います。
箱根駅伝100回記念事業としてはロゴマークや記念品制作以外にも、記念シンポジウムを京都・熊本で開催するというものもありました。この記念シンポジウムに来場してくださるお客様へ、何を記念品としてお渡しするかというのを念頭に置き、記念品制作の作業へ着手しました。様々な意見が挙がりましたが、結果として作成したのは、記念クリアファイル。(写真をご覧ください!)封筒と2枚組のクリアファイルを製作し、記念ロゴマークが映える色合いや、箱根駅伝らしさを感じていただけるデザインに仕上がりました。
実際に完成したクリアファイルを私が手にしたのは4月30日(もう1年も前ですね!)の京都で開催された箱根駅伝100回記念シンポジウム。ロゴマークが使われた箱根駅伝の記念品が完成したこと、実際にクリアファイルをお客様に配り、喜んでいただけたこと。当時の感動は今でも忘れることはありません。まさに、この活動をやっていて良かったと思える瞬間でした。
関東学連加盟校にもこの記念クリアファイルはお配りし、実際に選手やマネージャーの方々がクリアファイルを使ってくれているのを見た時もとても嬉しい気持ちになりました。
箱根駅伝100回大会が、記念ロゴマーク・記念品のような形に残ることで、それらを目にし、手にしたみなさまが、箱根駅伝100回大会を思い出すことができるきっかけとなるといいなと思います。
箱根駅伝100回大会が無事終了し、私も関東学連常任幹事としての活動を引退、箱根駅伝100回記念ロゴマークも役目を終えました。しかしながら、箱根駅伝は101回大会以降も大学や選手、協力いただいている企業、そして応援してくださっているみなさんの愛によって続いていきます。
私も箱根駅伝、陸上競技を愛するものとして、これからもこの素晴らしい大会が続き、箱根駅伝100回大会が「思い出」として思い起こされる日が来ることを楽しみにしております!