駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.228

第20回「つなぐこと」

三輪 彩乃

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。関東学生陸上競技連盟にて常任幹事を務めております、東海大学2年の三輪彩乃と申します。
 クリスマスも終わり、第96回箱根駅伝まであと5日となりました。ご覧いただいている皆様の期待も高まってきたころではないのでしょうか。

 関東学連の学連幹事としての活動が2年目となった今年は、様々な新しい体験をさせていただきました。初めての箱根駅伝、海外合宿への帯同、報道担当としての各大会での業務、大会担当として活動すること。どれもが新鮮であったと同時に、私のミスで大会が開催できなくなってしまうのではないかと不安に感じることもありました。
 しかし、些細な事でも相談をすると一緒に考え、アドバイスをくださる学連の先輩方や先生方、不安そうな顔をしていると、大丈夫!と励ましてくれる同期や後輩、そしてさまざまな点で良い大会にしようとご尽力いただいた大会関係者の方々。私が不安を感じた以上に支えてくださる方が多くいるのだと分かり、多少の不安は残るものの頑張らなくてはと自分を奮起させる事が出来ました。同時に、大会を開催することは、駅伝のたすきを繋ぐことのように一筋縄ではいかないものだと学ぶことが出来ました。
 今年学んだことを無駄にせず、次につなげることが私に今できる事です。学びを無駄にせず、来年以降も学連幹事としての活動に活かしていければと思います。

 箱根駅伝当日は、スタート・フィニッシュを担当させていただきます。出走する選手やチーム、そしてご支援いただく審判の先生方や補助員、協賛の企業の方々、全員で大会成功というひとつの目標に向け、たすきを繋いでいければと思います。 
 選手への熱い応援、よろしくお願いいたします。