駅伝ひろば箱根駅伝を支える学生たちが書いてます

No.221

第13回「学連幹事としての集大成」

鈴木 碧

 駅伝ひろばをご覧の皆様、こんにちは。副幹事長を務めております、明治大学4年の鈴木碧と申します。
 先日、各チームが16名以内の選手を提出するチームエントリーが行われました。例年、エントリーの際は独特の緊張感があり、いよいよ大会が始まるのかという実感とともに改めて身が引き締まる思いがしました。

 さて、入学した頃は長いと思っていた大学4年間も、もう終盤となってしまいました。振り返ってみると、陸上競技の経験がなかった私にとっては全てが新鮮であり、ルールを一から学ぶことから始め、大会運営に携わったり、強化合宿に帯同させていただいたりと非常に充実した日々を過ごすことが出来ました。
 また、ほとんど毎日顔を合わせる同期とは、たった数日会わなかっただけでも「久しぶり!」と言ってしまうほど、この4年間誰よりも同じ時間を過ごしてきました。当たり前のように事務所に通い、学連の仲間と一緒に業務をする生活も20日余りで卒業となります。寂しさもありますが、今は私たち4年生にとって最後の大会となる96回大会が楽しみでなりません。大会当日まで残り僅かとはなりましたが、学連幹事35名で力を合わせて準備に取り掛かって参ります。
箱根駅伝は、2020年で誕生から100周年を迎えます。この先もずっと皆様に愛される大会であり続けられるよう、常に感謝の気持ちを忘れず、伝統を繋ぐ一員として最後まで気を引き締めて業務に当たっていきたいと思います。

 今大会もスタート・フィニッシュ地点である大手町・芦ノ湖を担当します。オリンピックイヤーでもある2020年の箱根駅伝を制するのはどの大学か。大会当日は、選手の皆さんに温かいご声援をお願いいたします!