駅伝ひろばをご覧の皆様こんにちは!関東学生陸上競技連盟で常任幹事を務めております日本体育大学2年の柳井ひとみと申します。
さて、今年も駅伝シーズンが始まりました。本連盟では10月15日(土)に立川市内にて第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会を開催しました。50チームが出場し、上位10校と16名の関東学生連合チームの選手が決まり、ついに明年1月2日・3日の本大会に出場する全21チームが揃いました。
現在、関東学連の事務所には、22名の学連幹事がおります。その中で男子は5名、女子は17名と例年にはなく女子が多い事務所内ではありますが、幹事長を中心に日々の業務に励んでおります。各大会へ向けての準備では、重くて大きな物品を運ぶことが多いため体力と同時に力も必要となりますが、男子5名に負けじと17名の体育会系女子の頑張りもあり、28年度のトラックシーズンを何とか終えることができました。
今回の箱根駅伝では小田原中継所の主任を務めます。前回はスタート・フィニッシュ担当として準備に励んでおりましたが、大会3日前に急きょ小田原中継所に変更となりました。担当する中継所が変更となった前回は、突然の事態であったことと箱根駅伝という多くの方々に観ていただいて、注目を浴びる大会を運営することの重圧に押しつぶされそうになりました。しかし4年生を中心とした先輩方の存在があったからこそ、無事に終えることができました。
今回の往路・小田原中継所は、82回から92回大会の11回にわたってお世話になったメガネスーパー前から、復路の小田原中継所でお世話になっている鈴廣前に変更となりました。変更の理由として、5区山上りの選手の負担が大きく低体温症や低血糖症の症状に陥る例が多数発生していたこと、また総合優勝に対する5区の貢献度が大きすぎたことなどを検討したことが挙げられます。4区の距離は18.5?から20.9?へ、5区を23.2?から20.8?へと変更になります。詳しくはこちらをご覧ください。
変更に当たり、現地にて、鈴廣蒲鉾様・警察のご担当者様・小田原陸上競技協会の審判の方々・共催である読売新聞社・特別後援である日本テレビ放送網株式会社・協賛であるセコム株式会社といった多くの皆様と打合せを重ね、準備に励んでおります。
主任として初めての箱根駅伝ですが、安全な大会運営ができるよう準備を進めて参りたいと思います。過酷な山道を駆け上がっていく選手、また駆け下りてくる選手を含め、全力で挑むすべての選手を迎え、そして送り出せる中継所を目指します。